XHTML-Basicは2000年12月19日にW3Cから勧告された、携帯端末(わが国で「携帯」と言うと、一般的には未だ「携帯電話」を指すようですがPalmやZaurusなどの「携帯端末」を指すのが本来の意味です)のために、簡略化したXHTML(HTMLの未来形と、ここでは捕らえておいて下さい)の世界標準規格です。
基本形はHTML4.01で、それをXML化したXHTML1.0から、様々な機能を実装する余裕がない「携帯端末」のために、大幅に機能を制限した規格です。
詳細はW3Cから無料で入手できます。直接はW3CのXHTML-Basicからどうぞ。日本語訳はどらねこ本舗さんが日本語試訳を公開しています。ここではXHTML-Basicの概要を紹介します。
HTMLもXHTMLも、どの規格に従って書かれているかを冒頭に宣言する必要があります。
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML Basic 1.0//EN"
"http://www.w3.org/TR/xhtml-basic/xhtml-basic10.dtd">
このように宣言してから、<html> に代わって、次のように書きます。
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja">
この後は、次のようにhead内に文字コードを明記してbodyで本文が始まり、/body,/htmlで終わります。
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;charset=Shift_JIS" />
以上は、日本語でShift_JISによって書いた場合です。
フレームは「携帯端末」では排除されています。しかし外部スタイルシートは取り込み可能ですから、div , span , classは使えます。メモリや CPU パワーを必要とするJavaScriptなどは使えません。
テーブル(表)は、基本形だけに限られます。ネストする(テーブルのコラム内にテーブルを入れる)事は禁じられています。
あなたは、以上の要素や制限内で表現出来ないほど高度というか、複雑なサイトを公開していますか?それならば XHTML Basic の規格に則ってサイト全体を書くというのも一つの手です。ただし「携帯電話」の中には扱える1ページのサイズに制限のある機種もありますから、XHTML Basic で書いたからといってそのまま全ての「携帯端末」で閲覧が可能な訳ではありません。