日本大学文理学部2001年度総合科目「倫理学B」の講義ノートを資料として公開いたします。予習・復習・試験対策にお使い下さい。ここに記した事柄以上の事を、教室ではお話するかも知れませんが、最低限の情報はweb上に公開する予定でいます。
後期は少々方針を変更して、講義内容そのもの中心から、考えるための材料・資料をより充実させてゆく予定ですのでご期待下さい。
質問がある場合には、簡単で短くても結構ですから一度文章にしたものを持参してください。その際にはぜひ、自分で書いた文章を読み返して下さい。読み返してみると何が分からないのか、何を聞きたいのかがより明確になると思います。
質問書は講義時に持参下さっても結構ですし、e-mailで送られても結構です。その際、所属学科、学籍番号、名前など(メールの場合は御返事のためにアドレスの明記)を忘れずにお願いします。メールは文末の©以下をクリックすると送れます。タイトルは適当に変えて下さって結構です。
質問は歓迎いたしますが、何を聞かれているか分からない質問に適切に答えるのは難しいものです。質問をすることそれ自体よりも、質問をするために自分の書いた文章を読み返すことによって、あなたの表現力・文章力が付くとすれば何よりでしょう。
この講義では応用倫理学を扱います。では応用倫理学とは何でしょうか。生命倫理や環境倫理といったここ最近注目されている現代的問題に答えてゆこうという試みの事です。
目次の一覧表に挙げられているように、臓器移植、環境問題、政治などについて考える応用倫理学へのアプローチを見てみますと、近代哲学・倫理思想を基にして、法哲学や社会学的手法をとる事が多いように思われます。しかし現代の問題を考える際に、問題の根源である西洋古代思想にまでさかのぼって考え直す事は、無意味でないばかりではなく非常に大切であると私は考えます。そこでここでは、前期に概観した古代思想に基づいて現代の問題を考えるとどのようになるか考えてゆきたいと思います。
その他、最近の話題について少々触れます(詳細は教室にて)。
次回は「いのちについて」から話を始めます。
大学の前期に行なわれた「倫理学A」では、主に古代ギリシア倫理・哲学思想を扱いました。ここでは前期に紹介した参考書とは重ならず、比較的やさしいもの、入手しやすいものから順に挙げておきます。
評価は定期試験でつけます。但し試験問題は、講義を聴いたことを前提にして主に論述式で出題致します。このサイトで復習しておかれる事も無駄ではないでしょう。定期試験には、自筆ノート、コピー、このページを印刷したものだけを持ち込み可としますが、試験前に再度確認してください。
止むおえない理由で欠席した場合は、このページで概要をご覧頂けたらと思います。その上で他の受講学生に詳細をお聞きください。試験対策として、他の学生のノートをコピーする行為が見受けられますが、ノートには当然その学生の解釈が織り込まれています。試験ではあなたの考えを問う設問を予定していますので、その点を承知した上で参考にしてはいかがでしょうか。