ユダヤ思想

愛の思想

イエスの思想の中心は「愛」の思想です。それは「神を愛しなさい」と「自分を愛するように、あなたの隣人を愛しなさい」の二つからなります。後の倫理思想に大きな影響を与えた「自分がしてもらいたいように、他人にしなさい」は黄金律と呼ばれる事もあります。

イエスの説く「愛」は、完全なものである神が、不完全な人間に対して与える、見返りを求めない愛(=アガペー)です。アガペーはあらゆる人に平等に与えられる愛なのです。

このアガペーを説明する有名な話が聖書にあります。野原ではぐれた1匹の羊を探すために残りの99匹の羊をおいて、それを探し出し喜ぶ羊飼いの話です(ルカによる福音書15)。たった一人の罪を犯した者にでも悔い改めるよう、神は手をさしのべるのだとイエスは言います。

イエスの死

十字架に架けられて刑死したイエスは、預言通り復活して昇天したという信仰が広まりました。最初期のキリスト教には様々なグループがありましたが、ユダヤ教による迫害にもかかわらず信者を増やして行きました。

漁師だったシモンはイエスの最初の弟子となり、ペテロと呼ばれました。彼はイエスが捕らえられると自分もとらえられるのを恐れてイエスとの関係を否定しました。しかし後にそれを悔やみ、イエスの死後は教団を率いて外国人への布教に努めましたが、ローマで殉教(じゅんきょう)しました。

その他、ヤコブ、ヨハネらイエスの直接の弟子たちは、12使徒と呼ばれます。

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