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ギリシア哲学関係リンク集

temple

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宜しければ目次からご覧下さい

パルテノンの写真をご覧になりたい方はどうぞ(約40KB)


はじめに

#   何は無くともギリシア語のフォント

フォントには各自の好みがあるでしょうから、お好きのものをどうぞ。

Dr.Berlinのギリシア語フォント  www.dtcc.edu/~berlin/font/greek.htm

SIL Greek Font System  www.sil.org/computing/fonts/silgreek/index.html

The Little Greek Guide to Fonts for New Testament Greek  metalab.unc.edu/koine/greek/fonts/

ここから上記サイトへも飛べます。各フォントについての比較や有益なコメントがある。

私のお勧めは、Mounceです。


#  ギリシア語のキー操作は、残念ながらフォントごとに多少違いがあります。詳しくは上記The Little Greek Guide to Fonts

例えば、o megaをほとんどのフォントではWのキーで表示・入力させますが、Vを使うフォントもあります。混乱が多いのは、final sigmaで、Shift+J , Shift+V , W , J , Q , Shift+2 等まちまちです。

またフォントによっては、koppa , digammaまであるのに、iota subscriptum さえなかったり、その他の記号がなかったり、あったとしても極めて入力しにくかったりしますので、とにかく色々馴染めるフォントを探ってみなければならないようです。ただし、ワープロで印刷する場合以外では、相手先が同じフォントを持っていないと上手く表示されません。印刷屋に原稿を渡すだけの先生は、ギリシア語の部分だけ印刷して、添える必要があります。入力にかかる手間を考えると、この場合は手書きの方が良いでしょう。

#  ギリシア語フォントが有用になるのは、講演配布資料やゼミのレジュメに、ギリシア語をどうしても添えたい場合でしょう。その場合でも、どうしても必要でなければ、代替案を考えてみる価値は充分にあります。テキストのコピーを貼り付けたり、手書きで書き込んだりしたのでは何故いけないのでしょうか。余った時間で内容を充実させた方が、全体として遥かに良いのです。あるいは、本当にあなたはローマナイズしたギリシア語テキストでは、議論出来ないのでしょうか?この点は一度よく考えてみるべきです。


ギリシア語表示のテストとして赤井さんのページOpera 6.02 で見てみました。もちろんフォントは入れてあります。

screen shot

こんな感じに表示されますが、入力すべき文字列は次の通りです。

oujk e[fh ei\nai poihthv", ajlla; krith;" tw'n poihtw'n.


リンク

#  親しみ易い日本語のサイトと言えば
ariadne.ne.jp/classics.html
 (ここから様々なリンクを辿れます)
#  もう一つ、二つ挙げておけば
www.perseus.tufts.edu/Texts.html
www.tlg.uci.edu/~tlg/
www.stoa.org
 でしょうか。
#  最近見つけて面白かったサイトをご紹介致しましょう。
ns1.starrtech.net/users/vegan/
 ピュタゴラスのサイトです。
www.geocities.com/Athens/Aegean/7849/
  スパルタ、ラコニアに関するサイトです。
home.freeuk.net/elloughton13/greece.htm
  (欧米の)小学生向けギリシア文化学習サイト。極めてお勧め。紀元前430年から404年までを、アテネとスパルタの家族になって体験できる。
www.coins.co.jp
  浜松町にあるコインのお店。古代のコインも豊富。アテナイのふくろう、アレクサンドロス、マルクス・アウレリウス等、当時の本物が個人で所有出来ます。

ニュース・スグループの活用

#  案外知られていないのが、ClassicsのNews Groupです。お手持ちのOutlook Express等のメール・ソフトで簡単に設定出来、全世界から古典に関する質疑応答、意見交換が毎日されています。プロバイダーによっては購読の出来ないNews Groupもありますが私のお勧めは、humanities.classicsです。詳しい設定法は、ご契約のプロバイダーまで。


最近、長年謎だったいくつかの問題について上記ニュース・グループで教授頂きました。いくつかを紹介致します。

西洋古典学の謎へ


上記ニュース・グループのFAQ(Frequently Asked Questions=しばしば尋ねられる基本的質問)も、同様に再掲しておきます。ALDERSON.00Aug3142520@netcom2.netcom.com  からダウンロード出来るはずですが、記事の保管期限切れやプロバイダーによってはこの記事を講読出来ない事もあるので、その場合はこちらをご覧下さい。

Classics FAQ

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書籍

#  一応母校なもので学習院大学。でも古典に関する役には立ちそうにない。今更お世辞を言っても仕方がない。しかしこのページから行けるリンク先には有用な所もある。でも図書館の検索で、欲しい本は紹介状を書いてくれるので、いろいろお世話になりました。
  やっぱり学生数の多い早稲田慶応日大あたりは大抵の物を持っています。要交渉。

#  図書館の検索なら、農林水産研究情報センターが便利。

#  海外から書籍を買う事がインターネットの普及で当たり前になりました。

#  有名なのはAmazon.comBarnes&Nobleのようですが、学術書は時間が掛かるようです。個人的にはネットでカード番号を送信する事に懐疑的なので、古い付き合いのHeffersBlackwellに郵便で注文しています。

昨年(1999年)へファーズがブラックウェルに合併されたのには驚きましたが、ブランド名は残っているようです。
その他、Hellenic Bookserviceや SCHOENHOF'S FOREIGN BOOKS等が良いでしょう。前者には有用なリンクもあります。

#  古書ではBibliofindでの検索が役立つかも知れません。

#  ちょっと画像は少ないが日本語なので馴染みやすいのが、大英博物館本家イギリスのサイトはこちらです。エルギン・マーブルは何時返すの?この問題についてはギリシアのサイト

#  哲学関係のリンク集では、テルアビブ大学か。しかし古典はまだ不足。


プロティノスのテキスト

#  その他のサイトでもプラトンはジョエット、プロティノスはマッケンナ訳では使えません。やはりここはEditio Maiorを薦めたいところだが、絶版とか。Minor(=Oxford Classical Texts)は、版が新しいのですが海外の大先生達はMaiorがお好みのようです。読めるようにすれば良いわけではないらしい。

専門外の方のために説明を付ければ、Editio Maior(英語流に表記すればMajor Edition、大版)とは、1951年から73年にかけて発行された全集で、史上初めて綿密なテキスト校訂のなされた版である。今日専門的にプロティノスを論じることが出来るようになった基礎には、アンリシュヴィッツアーによる信頼出来る原典批判に基づく偉業があるのだ。

Oxford Classical Textsに収められていて、現在でも入手が容易なのがEditio Minor(小版)である。大版と同じく3巻からなり、完結したのは大版より後の1982年である。従って大版と小版では読みに相違点が(少なからず)見られるのである。そして僅かではあるがMinorの方が「読める」版に変更されている傾向にある。しかし古来の写本に基づく読みを安易に変えて、とにかく読んでしまおうというのは、ある種の危険を伴うのであり、その点やや慎重過ぎるMaiorの方が大先生には都合が良いのだ。

#  その理由としては、書かれているギリシア語が偽古典文であるという事。BCE5世紀4世紀の「古典期」(Classical period)アッティカ方言ギリシア語は、ローマ期においてどころか、今日極東の学生ですら苦労して作文をこしらえ、真似られる標準である。エジプトで生まれ(たと伝えられている)、アレクサンドリアで学びローマに出てきたプロティノスも例外ではなかった。彼の文章は学んだギリシア語であるせいか、どう考えても「標準的」古典ギリシア語からすると良く言うと独特、まあ、奇妙なのである。そうしたギリシア語を「古典の」文法や知識で断じ、修正する事は単純には出来ないからである。多くの「読めるように」修正されたテキストの元になったKirchhoff版は、多くの個所において写本の伝承にない読みを推測して修正しているが、以上の理由によってMaiorの出現によって批判を受けている。とはいえ、推測による修正の多くは取り分け初学者には有用であり、先ずは読める事から始まるのであって、しばらくはそう気に留めずとも良いであろう。

#  ちなみに英訳との対訳となっているLoeb Classical LibraryA.H.Armstrongによるテキストは、ほぼMinorに同じである。

この点についてもう少し詳しく述べると、Loeb全集のPlotinusは第一巻、第二巻が出版されたのは1966年、第三巻が1967年である。第四巻は間がかなり空いて1984年に出ている。この巻以降はOCTの第三巻(1982)が出た後となるので、三巻の末尾に付属するAddenda et Corrigenda ad Textum et Apparatum Lectionumを考慮してテキストも修正されているようである。

そこで第一〜三巻は1989年以降に改訂が行われテキスト等の修正が見られるようだ。また第一巻冒頭のPreface中のIII.Text, Editions, Translationsの項目も書き改められ、例えば中央公論の日本語訳全集も言及されている。

かつてはMackennaPageによる英訳があったが、テキストとは別物の訳であり、Loebのアームストロング訳の方が今日では入手し易さ、信頼性とも上で、格別参照の必要はないと思われる。従って、Web上でマッケンナ訳が公開されているのは、英語として自然な文章であるからと思われるが、哲学の視点からすると余り役に立ちそうにないのだ。

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www.saiton.net/link.htm

© SAITO Toshiyuki