日本大学文理学部2001年度総合科目「倫理学B」の講義ノートを携帯端末用に要約して公開いたします。予習・復習・試験対策にお使い下さい。
一般的注意ですが、授業中は携帯電話、PHS、ポケットベル、アラーム時計等の電源スイッチ等は切っておいて下さい。飲食、私語等も周囲の学生への迷惑となりますので、慎んで下さい。
質問がある場合には、簡単で短くても結構ですから一度文章にしたものを持参してください。その際にはぜひ、自分で書いた文章を読み返して下さい。読み返してみると何が分からないのか、何を聞きたいのかがより明確になると思います。質問書は講義時に持参下さっても結構ですし、e-mailで送られても結構です。
この講義では応用倫理学を扱います。応用倫理学とは何でしょうか。生命倫理や環境倫理といったここ最近注目されている現代的問題に答えてゆこうという試みの事です。
PC版目次の一覧表に挙げられているように、臓器移植、環境問題、政治などについて考える応用倫理学へのアプローチを見てみますと、近代哲学・倫理思想を基にして、法哲学や社会学的手法をとる事が多いように思われます。しかし現代の問題を考える際に、問題の根源である西洋古代思想にまでさかのぼって考え直す事は、無意味でないばかりではなく非常に大切であると私は考えます。そこでここでは、前期に概観した古代思想に基づいて現代の問題を考えるとどのようになるか考えてゆきたいと思います。